「シリコンは良くない」て聞いたから、ノンシリコンシャンプー買って使ってたんですよね。
でも使えば使うほど髪がバサバサになっていくじゃないですか。
クシでとかせないほど髪がもつれるし…
毛先が絡まるし…
ドライヤーのとき引っかかって大変…
「本当にこれで合ってるのか?」って心配になってきたんですよね。
そんなこんなで、なんだかかすっきりしない日々を送ってたんですが、
ちょうど美容院にカラーリングしに行く時期になったので、美容師さんに聞いてみたんですよ。
そしたらシリコンやシャンプーについて詳しく教えてくれたので、やっと悩みが解決しました。
目次
シャンプーはシリコンの有無じゃなく、どうしたいかで決める
美容師:「シリコンって、ようは使い方次第なんですよね。」
結局シリコンが良い悪いではなくて、どんなふうに仕上げたいかでシャンプーを選ぶといいよ。
例えば、
髪の痛みが大きい時ってあるじゃないですか。
もつれたり、引っかかったり、パサパサになったり。
そんな時はシリコン入りシャンプーを選んで、そういったトラブルを改善できるように仕上げた方が
最終的には髪のダメージを広げないように抑えることができるんですよ。
例えば、
ヘナとか、ヘアマニキュアとか、カラートリートメントとかで染めているような人は、
髪がほとんど痛んでいないので、ノンシリコンシャンプーとかでも大丈夫ですよ。
髪が痛んでない場合は、もつれたり引っかかったりしにくいので、サラッとさせる必要がないからです。
シリコンてどんなもの?
「シリコンは良くない」って友達から聞いてたので、
「シリコン入ってるシャンプーはやめとこう」って感じで、無条件に選択肢から外してました。
いい機会なので、
そもそも「シリコンってどんなもの?」なのか聞いてみました。
シリコンのせいで毛穴が詰まるわけじゃなかった
美容師:「シリコンが悪いってのはノンシリコンシャンプーを売るために作られたイメージで、
それに尾ひれがついて広がったのではと思ってます。」
ノンシリコンシャンプーを売るためには
「シリコンが良くないので、ノンシリコンシャンプーを使いましょう」っていう流れになるじゃないですか、
そういったセールストークも一因だと思いますよ。
「髪や頭皮に対して使うシリコンはそもそも水溶性なので、
毎日ちゃんとシャンプーしていると、そこまで悪影響与えることがありません。」
「シリコンがシャンプーで洗い落とせなくて、毛穴に残って、それがつまりの原因になって、
抜け毛や薄毛になるっていう話は行き過ぎている。」
そう教えてもらったので、これで一安心できました。
シリコンはサラツヤ成分、その効果は一時的
こんなことも教えてもらいました。
美容師:「シリコンは髪の手触りを良くするためのもので、
それで髪が良くなったからといって、またそれを毎日続けていたからといって、髪が治るわけではないですよ。」
「・・・ちょっと残念」
「根本的に髪を良くするためには、
これ以上痛ませないようにして、元気な髪を伸ばすしかないですよ。」
「・・・これからは髪をもっと大切にしなくちゃ」
ノンシリコンシャンプー使ったら、髪が硬くなった?
ノンシリコンシャンプーを使っていたときに、髪が硬くなったような気がしたので、
そのこともあわせて聞いてみました。
美容師:「ノンシリコンシャンプーを使っていると、コーティングしていないもとの髪の状態に戻るからですよ。」
髪が硬くなったのはシリコンを使っていないせいで、しなやかさが出ないからです。
カラーリングしてると髪が痛んでいるので、質感が悪くなって、もつれたり引っかかったりして、硬く感じたんだと思います。
なるほど、そう言われたら確かにその通りですね。
シリコン配合された商品の使用感にすっかり慣れてしまって、その状態が当たり前だと勘違いしてました。
本当はこんなにも痛んでるんですね。
どんな人にも合う究極のシャンプーはない
美容師:「残念ながら、すべての人にすべての条件で、ベストマッチする究極のシャンプーはありません。」
シャンプーは使用する人の
- 髪質
- 肌質
- 髪のダメージ
- しっとりさせたい、ハリコシが欲しいなど、どんな効果が欲しいのか
に合わせて使用することが大切です。
子供の時は皮脂の分泌が多いので、
スッキリ系のシャンプーが良い場合があります。
ご年配の方になると皮脂の量が減ってきて乾燥しがちになりますし、
髪が細くなるので、そういったことをケアできるシャンプーもいいですね。
世代によっても最適なシャンプーは変わってくると思います。
シャンプーはしっかり洗えたらそれで良い
美容師:「シャンプーはもともと洗うためのものなので、まずは汚れを落とせて、お肌に合っていればそれで合格点です。」
その他の効果、
- サラサラにしたい
- くせ毛を抑えたい
- ハリ・コシが欲しい
といったことは + αのことなので、そこまで気にしなくても大丈夫ですよ。
こういったことは本来は、コンディショナーで調整するものなんですよ。
- シャンプーは洗うためのもの。
- コンディショナーで質感を調整する。
こう考えるとシンプルでわかりやすいですね。
シャンプーのことは美容師さんに聞くのが近道
お店のシャンプー売りつけられるかなと少し心配してたんですが、
自分であれこれ探しても結局よくわからないので、素直に美容師さんに聞いてみました。
そしたらシャンプーの探し方をいろいろ教えてもらったので、
やっぱり自分だけで探すより、プロ目線で考えると全然違うんだなぁと感心しました。
その時に教えてもらったことを少しまとめてみたので、興味のある方は参考にしてみてください。
今回わかったこと
結局シャンプーはシリコン入り、ノンシリコンといったことで選ぶんじゃなくて、
自分の髪質や肌質に合わせたシャンプーを選ぶことが一番大切なんだなとわかりました。
シリコン、ノンシリコンの二者択一で考えていたから、わからなくなってたんですよ。
- 手触りよく仕上げたい
- くせ毛を抑えたい
- ハリ・コシが欲しい
といったことは、コンディショナーで調節すればいいと教えてもらいました。
そうやって分けて考えると、シンプルでわかりやすいですね。
何でもシャンプーで改善しようと考えていたから、シャンプージプシーになってたんですね。
これでもない。あれでもないって。
やっと悩んでいたことが解決して、これでちょっとスッキリしました。
私と同じようなことにならないように、みなさんも気をつけてくださいね。