イメージ画像(黒髪)

黒染め後におしゃれ染めしても茶髪に染まらないのはなぜ?

「就職活動が終わったので、黒染めした髪をもう一度茶髪にしたいのですが、この黒髪状態からおしゃれ染めでカラーリングしても今まで通りに明るく染められますか?」

「白髪染めを使って黒染めした場合はどうですか?」

美容師をしていると「黒染め後、またすぐ明るくしたい」とかよくあるパターンです。「黒染めあるある」ですね。

まず、しっかり黒染めしてしまった髪は、おしゃれ染めでは明るくできません。白髪染めで黒くなりすぎた場合も同じです。これはおしゃれ染めには脱色する力があっても、染料を取り除く力がないためです。

黒染め・白髪染めを使って髪色戻しした場合などは、濃い黒い染料が髪に着色しています。茶髪などに明るくしたい場合は、まず最初にこの黒い染料を取り除く必要があります。

染料を取り除くためには「ブリーチ」「脱染剤」を使用する

染料を取り除くことを「脱染」といいますが、「ブリーチ」や「脱染剤」などを使って「脱染」する必要があります。これらを使って染料を取り除いた後なら、いつものヘアカラー(おしゃれ染め)を使って好きな色に染めることができます。

黒染め・白髪染め後に茶髪に染めるためのステップ

  1. ブリーチか脱染剤で染料を取り除く。
  2. おしゃれ染めを使って明るく染める。白髪がある場合は明るい白髪染めで染める。

まずはヘアカラーの準備から

カラーリング用のケープ、イヤーキャップ、手袋、コーム付きハケの4点セットです。まだ持ってない人はあると便利なので準備しておきましょう。使い捨てずに洗っておいておくと再利用できます。

ワセリンはヘアカラーの際に顔周り・耳周り・首すじ・えり足などのプロテクトクリームに使用できます。カラー剤の刺激からお肌を保護する役割や、ヘアカラーがフェイスラインに染まるのを予防できます。プロテクトクリームとして使用する際は、たっぷりと塗るようにしてください。

ワセリンはヘアカラーの際のプロテクトクリームだけではなく、顔や唇、全身の保湿など、体のどこにでも使用できる万能クリームです。余ったら保湿クリームとして活用しましょう。「手荒れ・あかぎれ」などの場合は、就寝前に塗って寝ると保湿効果が高いのでおすすめです。

染料を取り除くために「脱染剤」を購入する

ブリーチでも脱染はできますが髪のダメージが大きくなりますので、ここでは脱染剤を使用することにします。

レブロン レブロニッシモカラーリムーバーの使用方法

箱の中には1剤2剤が入っているので、使用する直前に混ぜてから使います。使い方は通常のヘアカラーと同じように塗るだけなのでとても簡単です。

ロングヘアなどの場合は、途中で薬剤がなくなってしまうとムラムラになるので、2箱あると安心できます。

使用時のポイント

チェックは頻繁に

染料の色落ち具合は髪質や以前の髪の明るさによって様々です。

染まりやすい髪質の場合は早く脱染できる場合もあるので説明書の放置時間は参考程度に、頻繁にチェックしてシャンプーするタイミングを見分けるようにしましょう。

数日後に暗く戻る場合もある

この脱染剤の特徴ですが、脱染終了後数日経ってから色が少し暗く戻ることがあります。(それでも以前ほどの真っ黒に戻ることはありません。)

少し暗くなる分を考慮して、心持ち明るめに脱染しておくのもいいと思います。

色戻りの予防対策

脱染後に色が暗くなってしまうのを予防するためには、ヘアカラー直後~数日間は2回シャンプーをして、髪に残留している薬剤をなるべく早く取り除くようにします。

この時使用するシャンプーを市販の安いシャンプー(石油系界面活性剤のもの)にすると、洗浄力が強くなりより髪の残留物質を取り除くことができます。

おしゃれ染めするのは数日後がベター

染料を取り除いた後におしゃれ染めせずにそのままでいる場合は特に気にする必要はありませんが、脱染後にムラがある仕上がりになってしまった場合や他の色にすぐにチェンジしたい場合などは、なるべくなら脱染直後にヘアカラーを行うのではなく数日経ってから髪の状態を確認して、次のヘアカラーする方がカラーリングの失敗を減らすことができます。

脱染直後にカラーリングする場合

どうしても脱染直後にカラーリングをもう一度したい場合は、明るくなりにくい状況ですので、希望の色より一段階明るめの色を選ぶようにしましょう。

レブロン レブロニッシモ カラーリムーバーには特有のにおいがある

この商品の薬剤の匂いはあまりいいものではありません。匂いに敏感な人は注意が必要です。

ブリーチの方がダメージは大きくなりますが薬剤の匂いは少なくなります。どうしても匂いが気になる人は、ブリーチを選んでもいいかもしれません。

脱色と脱染ができるブリーチです。通常のブリーチよりも優しいタイプになります。業務用ですので2剤は個別に買う必要があります。下の2剤と一緒に購入しましょう。

石けんシャンプーを使って徐々に明るく、「除染」の方法

すぐに染料を取り除くことはできませんが、石せんシャンプーを使って毎日2回シャンプーを行うと黒染めの色落ちを早めることができます。

  • 今すぐ明るくしたいというのでない場合
  • 脱染によるダメージが気になる場合
  • 地毛より少し明るいぐらいで良い場合

などは石けんシャンプーを使う方が、脱染による髪のダメージをさらに減らせるのでおすすめです。

石けんシャンプーした後は髪がごわついたりキシキシしたりしますが、リンスやコンディショナーなどをその後に使用するとまた髪の質感が戻るので、シャンプー時のきしみやごわつきなどはあまり気にしなくても構いません。

このきしみやごわつきですがシャンプーで髪が傷んだということではなく、石けんシャンプーの洗浄力で髪の油分を落とし過ぎているせいです。

リンスやコンディショナーで再び油分を足してあげれば元に戻るので、石けんシャンプーでバサバサになった、傷んだと心配する必要はありません。

石けんシャンプーでどれぐらい明るく戻るのかは、黒染め以前の髪の状態による

石けんシャンプーでどれぐらい明るく色が戻っていくかは、黒染め以前の髪の明るさによります。金髪ほど明るい状態でしたら毎日2シャンプーしてると、わりとすぐに色落ちし明るくなってくると思います。

黒染め以前の明るさが茶髪よりも少し暗いぐらいの色でしたら色落ちもゆっくり、ケースによってはそこまで明るくならないかもしれません。

黒染め以前の状態から石けんシャンプーでの脱染方法が適しているのかどうかを判断してください。

髪のダメージが気になる場合は「ダメージヘア専用のヘアケアセット」がおすすめ

「黒染めして⇒ 脱染して⇒ また明るく染めて」といった作業は髪への負担が大きく、ダメージで髪が扱いにくくなってしまうこともあると思います。

そういった際にはダメージヘアケアに特化したシャンプー、トリートメント、洗い流さないトリートメントなどで髪の状態が落ち着いてくるまでお手入れした方がストレスを減らすことができます。

「ラサーナ プレミオール」ならこのシャンプー、トリートメント、洗い流さないトリートメントの3点セット21日分が今ならなんと1980円で購入できます。

サロン品質のヘアケアアイテムが3つ揃ってこの価格なら、市販品をそれぞれ購入するよりもお得に購入できます。

こういったダメージヘア専用のアイテムで髪の状態を良くして、もつれやパサつき、ごわつきをなくすようにしていくことが、ダメージをこれ以上増やさないためにも大切です。

髪のダメージが落ち着くまでいつもよりヘアケアを意識して行うようにしましょう。

 

以上、黒染め・白髪染め後に「脱染剤や石けんシャンプーを使って再び明るく染める方法」についてでした。

黒染め・白髪染め後に「脱染しないでおしゃれ染めしても明るく染まらない」ということになりますので、茶髪に戻したい場合は、まずは「染料を取り除いてからおしゃれ染めを使用する」という流れを意識すると失敗を減らすことができます。

セルフカラーする際にはここで書いた方法を参考にトライしてみてください。

GOOD LUCK!